松丸奨の「おとなの給食アレンジレシピ」
健康・ダイエット・エクササイズ
カブと豚肉のみそいため…柔らかな食感がくせになる
小学校栄養士の松丸奨です。今日は、最高のジューシーさ、おいしさ抜群のレシピ「カブと豚肉のみそいため」のご紹介です。
カブの柔らかな食感がくせになる健康レシピです。カブにはジアスターゼとよばれる消化酵素が含まれていて、胃もたれや胸焼けに効果があるといわれています。焼き加減で食感は相当変化するので、調理の仕方で毎回楽しめる野菜です。葉の部分にはカロテンやビタミンB1、B2、Cなどが含まれているので、汁物に入れると栄養価を上手に摂取することができます。
お肉などのジューシーな料理との相性が良く、くせのない味は料理全体をさっぱりとさせてくれます。塩分が入ることで、甘みが出てくる野菜なので、漬物にも重宝されます。
他にもサラダや、シチュー、スープに入れるなど、汎用性が高い野菜ですね。千葉県の柏市ではカブソフトクリームが名物になっています。冬~春だけの限定販売ですが、この時期になると私もお店へ足を運んでいます。カブはこの時期の楽しみ。ぜひ、おいしいカブのレシピを楽しみましょう。
[作り方]
(1) 豚肉は適度な大きさに切る。シメジは小房に分け、ニンジンはいちょう切り、カブはくし形切り、キャベツは短冊切り、ピーマンは乱切りにする。
(2) フライパンを中火で加熱し、ゴマ油を引いてから、豚肉とカブ、ニンジンとシメジを入れ、ショウガを混ぜ、いためる。火が通ったらキャベツとピーマンを入れる。
(3) (2)に火が通ったら、(A)の調味料と水を入れ、蓋をして1分。全体に味をなじませ、白ゴマをふって完成。
(レシピ作成 栄養士 松丸奨)
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