文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

ニュース

医療・健康・介護のニュース・解説

風疹抗体検査、健診で…厚労省が企業に要請

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 厚生労働省は、風疹の公的な予防接種を受ける機会がなかった40~57歳の男性を対象とする風疹の感染対策について、企業に対し、感染への抵抗力を調べる抗体検査を健康診断と一緒に受けられるよう整備するなどの協力を求めている。今夏の東京五輪・パラリンピックに向けて風疹対策を強化する。

 経団連や健康保険組合連合会に加盟する大手企業約1400社には、風疹対策の責任者を決めることを求める。健診と一緒に検査を行ったり、集団で検査を受ける機会を設けたりする方法も例示した。

 中小企業には、約200万社が加盟する全国健康保険協会(協会けんぽ)を通じ、健診実施機関との協力を促す。抗体検査を原則無料で受けられる受診券を、対象者に健診時に持参してもらう体制も示した。

 厚労省は今年度、40~47歳の646万人に受診券を配布した。昨年11月までに検査を受けた人は約16%にとどまる。対象者のうち、抗体を持っているのは約80%。厚労省が目標とする85%を7月までに達成するには、480万人が検査を受け、100万人がワクチン接種する必要がある。風疹は、妊婦が感染すると、赤ちゃんの目や耳、心臓に障害が起こる先天性風疹症候群(CRS)となる恐れがある。2018~19年の感染者は5200人以上で、19年のCRSは4人となっている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

ニュースの一覧を見る

最新記事