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感染源はコウモリか、SARS治療利用も…中国科学院チーム

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 中国湖北省を中心に感染が広がる新型コロナウイルスの感染源はコウモリの可能性が高いと、中国科学院などの研究チームが発表した。論文が英科学誌「ネイチャー」に掲載された。

 チームは、湖北省武漢市の海鮮市場で働いていた人を含む重症の肺炎患者7人から採取した試料を分析。その結果、5人から検出されたウイルスのゲノム(全遺伝情報)の配列が、コウモリが持つコロナウイルスと96%一致した。

 2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)のコロナウイルスとは8割ほど共通し、ウイルスが人の細胞に入る時に利用する「受容体」と呼ばれるたんぱく質は、SARSのウイルスと同じだったという。チームは、SARSに対する治療が新型肺炎の治療に利用できる可能性を指摘している。

 押谷仁・東北大教授(ウイルス学)の話「コウモリのウイルスに何らかの変異が加わり、人への感染性を獲得した可能性がある」

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