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宋美玄のわーままクリニック

医療・健康・介護のコラム

小泉大臣の「育休」を批判する人へ

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 小泉進次郎環境大臣に第1子が誕生し、現職の大臣として初めて「育休」を取得したことがニュースになりました。雇用保険から手当が支給される会社員の「育児休業」とは制度が異なりますが、育児のために公務を休むという意味で「育休」という言葉を使っているようです。小泉大臣は「育休取ってよかった」とコメントし、大臣の育休はやはり大きな意味があったと私は思いました。

「父親は外で働き続ける」が前提だった育児支援策

 今まで、多くの女性が、出産して自宅に帰るやいなや、家事と育児を一手に担ってきました。もう一人の親である父親が、それまでの生活を大きく変えることはありませんでした。どのような出産であっても母体に身体的ダメージが加わることや、ホルモン環境の変化、出産直後は頻繁に授乳をする必要がある母乳のメカニズム、産後うつをはじめとするメンタルヘルスの問題などが徐々に知られるようになり、近年は「母親一人に育児や家事を負担させるのはよくない」という認識が広まってきています。

 それでも、自治体がヘルパー・シッターの費用を補助したり、国が三世代同居を推進しようとしたり、あくまでも「父親は外で働き続ける」という前提で母親を助けようという制度が優勢でした。しかし、働き方改革や女性活躍推進などの流れから、与党に男性育休義務化議連ができるなど、「子供ができたら、父親を家庭に返そう」というムーブメントが大きくなりました。そんな中、現職の大臣に子供が生まれ、「育休」を取得するというのは、大臣の家庭にとってだけでなく、これから子供を持つ家庭に向けた大きなメッセージとなると思います。日本を動かす立場にある一人に、赤ちゃんを育てる生活の喜びと大変さを生で知ってもらえることは大きいと思います。

トップが育休を取れば、みな取りやすく

 予想されたことですが、批判の声も少なくありませんでした。「公僕である政治家が育休を取るべきではない」「部下が先だ」「お金のある人は人を雇えばいい」など様々な意見がありましたが、トップが育休を取ると組織の人間も取りやすくなるという前例もあります。三重県では、知事が育休として一定期間、出勤時間を遅くしたことがありましたが、男性職員の育休取得率は8.1%(2018年度・総務省調査)と、全都道府県で最も高くなっています。

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宋 美玄(そん・みひょん)

産婦人科医、医学博士。
1976年、神戸市生まれ。川崎医科大学講師、ロンドン大学病院留学を経て、2010年から国内で産婦人科医として勤務。主な著書に「女医が教える本当に気持ちのいいセックス」(ブックマン社)など。詳しくは こちら

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小泉大臣の育休取得宣言に、エールを送った者です。 世間では、大臣の育休宣言に対し、多くの批判の声が溢れました。 私は、育児は母親の義務と思い込ん...

小泉大臣の育休取得宣言に、エールを送った者です。
世間では、大臣の育休宣言に対し、多くの批判の声が溢れました。
私は、育児は母親の義務と思い込んでいた為、殆ど任せっきりでした。
孫も大学生に成り、幸せな人生と思っていたのですが、 妻の苦労話を聞いて、深く反省しております。
こんな経験から、大臣が「良き先例」「良きお手本」となるべきと思い、
世間の批判にめげる事無く、育休を取る事が日本の環境改善に繋がるので、
是非育休を取得して下さいと 応援のメッセージを送りました。
大臣も育休を取られて、大変良い経験を為されたのでは無いでしょうか?
これを機会に、男性の育休が当たり前の日本 に 成長してくれる先鞭となる事を祈っております。
男性育休が話題にならない日本が、一日でも早く来ますように!!!

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適性もものの考え方も色々色ですが、取るだけ育休への非難は育休の取得が前提ですので意外と進歩だと思います。 積極的にサポートしない旦那へのイライラ...

適性もものの考え方も色々色ですが、取るだけ育休への非難は育休の取得が前提ですので意外と進歩だと思います。
積極的にサポートしない旦那へのイライラは彼がいなければ子供に向かっていたかもしれません。
また、本当に子供の相手が向かない人もいますし、理想論に固執するよりも、育休を理由に有給も含めて消化できて、仕事と家庭がある程度うまく行く方が本当の意味でいいような気もします。

どんな問題もそうですが、一つの問題よりも関連する複数の問題の構造を考えてやる必要があります。
一番の問題は時間や心のゆとりの欠如です。

関連して、女医の出産育児の問題には、旦那や家族および地域のサポートの問題があって、そのおおもとに職場や地域の理解や共感の問題があります。
そして、それが、原始的長時間労働礼賛の発想と相まって、労働システムの前向きな変更ではなく入試不正問題に繋がりました。

人間は他人の幸運や欠点を必ずしも尊重しない傾向にありますが、それは返ってくるものではないかと思います。
前向きに反論を書くよりも、黙ってニコニコしている方が人には好かれますけどね。
個々の日々のゴールは目に見える所の欲求ですが、最終的なゴールはそれだけではないのでなかなかに難しいのではないかと思います。

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