文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

ニュース

ニュース・解説

新型肺炎、中国国外で初の死者…中国本土の感染者は1万4458人

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 【ハノイ=田中洋一郎】フィリピン政府は2日、中国湖北省を中心に感染が広がる新型コロナウイルスによる肺炎のため、マニラ首都圏の病院に入院していた中国人男性(44)が1日に死亡したと発表した。中国国外で死者が確認されたのは初めて。

 英字紙フィリピン・スター(電子版)などによると、男性は1月21日に湖北省武漢市から香港経由でフィリピンに入国し、リゾート地のセブ島などを訪れた。発熱や喉の痛みなどの症状で1月25日に入院していた。

 中国共産党機関紙・人民日報(電子版)の2日午後11時(日本時間3日午前0時)時点の集計によると、中国本土の感染者は1万4458人に達し、前日から2500人以上増えた。死者は304人となり、重症急性呼吸器症候群(SARS)の死者数に迫りつつある。世界保健機関(WHO)によると、SARSの終息宣言が出た2003年7月時点で、中国本土の死者は349人だった。

 中国国営新華社通信によると、武漢市で2日、1月24日に着工した肺炎患者専用の臨時病院が完成した。ただ、市内では1日だけで感染者が約900人増え、医療体制が追いつくかどうかは見通せない状況だ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

ニュースの一覧を見る

最新記事