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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

[ きょうの健康レシピ ]

エクササイズ・健康・ダイエット

レトルト食品を使った食べやすいカレーうどん…麺をすすることがやや難しくなった方にも

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 こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 今回は、レトルトの牛丼のもととカレールーで作るカレーうどんのご紹介です。レトルトパウチの食品は高圧で加熱するなどして製造されるため、お肉や野菜がとても軟らかく仕上がっていることが特徴です。そのため、鍋で煮ても軟らかくなりにくい牛肉も、手軽に食べることができます。また、味つけも簡単。牛丼の味に加えてカレールーを使用するので、あらためて味つけする必要はほとんどありません。カレーうどんの特徴の緩いとろみも、カレールーを加熱することで自然とできます。

 今回は、麺をすすることが、やや難しくなった方にも対応できるよう、麺は長さを短くし、軟らかくゆで、さらに汁にとろみをつけています。こうすることで、水分が先にのどに入り込むことが少なくなります。また、たんぱく質アップに厚揚げを入れたアレンジになっていますが、厚揚げの替わりに温泉卵でもよいでしょう。

 ゆでうどんを乾麺に替えれば、備蓄食材でもできるカレーうどんにもなりますね。

[作り方]

(1) タマネギは、繊維を断つように5mm幅の薄切りにする。ニンジンも5mm幅程度の短冊切りにする。

(2) 厚揚げは、縦半分にし、1cm幅の短冊切りにする。うどんは袋から出した四角いまま十字に切って4等分にする。

(3) カレールーは刻んでおく。

(4) (1)の野菜を鍋に入れ、かぶるくらいの水(分量外)を入れて蓋をして、軟らかくなるまで煮る。野菜が軟らかくなったら、(2)の厚揚げとうどん、レトルト牛丼のもとを入れて、うどんが軟らかくなるまで10分程度煮込む(水の量はかぶるくらいの量を保てるように足す)。

(5) うどんがお好みの軟らかさになったら火を止め、(3)を溶かし入れる。再び火にかけ、弱く沸騰させる。味見をして、薄ければ和風 顆粒(かりゅう) だしを少量加えて調味する。(A)でとろみをつけ、器に盛り、ホウレンソウなどの青みをのせてあげれば出来あがり

※レトルトの牛丼に、シラタキなど煮ても軟らかくなりにくいものが入っている場合もあります。使用する前に確認しましょう。

※(5)の工程の和風顆粒だしや、水溶き片栗粉は、味や汁のとろみを見ながら追加しましょう。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

 (レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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