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病気のサイン?あなたの肩こりを生む三つの要因とは?今すぐできる、肩こり解消体操

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 きょうのテーマは、病気やけがの自覚症状で女性1位、男性2位となっている肩こりです。(司会・右松健太キャスター、久野静香アナウンサー)

(ゲスト)
松岡佑嗣(まつおか・ゆうじ)  松岡整形外科・内科リハビリテーション院長。東京医科大学病院整形外科学分野兼任助教。朝日大学病院兼任講師。日本脊椎脊髄病学会指導医。救命救急医・内科医を経験。脊髄領域の診療に携わる。

金岡恒治(かねおか・こうじ)  早稲田大学スポーツ科学学術院教授。日本水泳連盟医事委員長。整形外科医。ロンドン五輪ではJOCのチームドクターを務めた。著書『肩こりを治せば、老いも止められる』。

なぜ肩こりになる?

病気のサイン?あなたの肩こりを生む三つの要因とは?今すぐできる、肩こり解消体操

  右松  そして、読売新聞メディア局専門委員で医療サイト「ヨミドクター」も担当している渡辺勝敏さんにもトークに参加していただきます。さあ、そして肩こりに悩んでいる久野さん、きょう一番知りたいテーマは何ですか。

  久野  根本的に解決の仕方を教えてほしいです。

  右松  さて、肩こりは日本人のおよそ1100万人が悩まされているということなんですが、この肩こりについては、松岡さん、どうなんでしょう、昔から比べて増えているという状況なんでしょうか。

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  松岡  近年、スマホも発達、発展していますし、そういった生活状況からも肩こりはどんどん増えている状況です。

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  金岡  松岡先生がおっしゃるように、やはりライフスタイルが変わってきて、座っていろいろとデスクワークをする、パソコンを使う、スマホを使う、そのような体を動かさないということが大きいのかと思うんですけれども、もう一つ、「肩こり」という言葉は日本特有の名前で、英語では肩こりというのを直接訳す言葉がないんです。「肩の痛み」とか「首の痛み」とかという言い方をするんですけれども、「肩こり」というすごく幅広く捉えられるようなニュアンスで表せる言葉は、日本での「肩こり」という言葉だけなんです。

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  松岡  こちらにボードがあるんですけれども、まず肩の背中、一番大きな僧帽筋と言われている大きな筋肉があります。ここの筋肉がこわばってくるところから、肩こりというのは始まるんです。まず、僧帽筋が筋肉の緊張を起こします。そうすると、筋肉の中を走っている血管がこのようにきゅっと押し潰されてしまいます。そうすると、血行障害を起こします。血行障害を起こすことで、筋肉の中に疲労物質がどんどんたまっていきます。そうすると、痛みとして症状があらわれます。痛みがあらわれると余計動かさなくなるので、筋肉の緊張がより強くなる。こういった悪循環のサイクルがどんどん回っていくと肩こりがひどくなっていく、こういった原因があります。

  金岡  姿勢との関係も大きいんですけれども、肩甲骨がだんだんと外に開いていく、さっき言った、いろいろな姿勢で肩甲骨がどんどん外に行って肩が前に行く。そうなると、頭が前に行って、その頭を支えるために首の後ろにある僧帽筋に強い負担がかかってしまうと。それをずっと日常的に繰り返していると、今、松岡先生がご説明くださったように、僧帽筋から痛みが出てくる。痛みというよりもこりが出てくる。それが肩こりということになっていくと考えられています。

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  渡辺  一つ、松岡先生にお伺いしたいんですけれども、私もそういうことはあるんですが、特につらくないんだけれども、さわられると、マッサージに行くと、「随分かたいですね」と言われることがあるんですが、このかたさというのと肩こりの自覚症状というのは関係あるんですか。

  松岡  最初はあまり肩こりを自覚していないんだと思うんですけれども、やはり筋肉の緊張から肩こりが始まりますから、それがどんどん時間がたっていくと、筋肉がどんどんかたくなっていって疲労物質がたまっていくといった流れになってきます。

  右松  そして、この肩こりについて、より掘り下げていく前に肩こりの度合いをチェックしたいと思います。角度のついた、目盛りのついたパネルをご用意しました。私たちの中で最も肩こりがひどい久野さん、それでは、立っていただきましょう。

  松岡  0度に近いところなので、かなり肩こりがひどい状態ですね。

  右松  久野さんの肩こりの原因を知るために、ふだんの姿勢を当然知ることが大事ですよね。実はスタッフルームで携帯電話を見ている久野さん、さらにCM中の久野さんを隠

し撮りした写真なんですが。

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  松岡  まず、この立っている姿勢なんですけれども、肩が前に出ているんですね。いわゆる鎖骨が下がっている、なで肩の状態で、頭が肩よりも前に出ていますので、全体的にやはり前に体が傾いている状態なんです。ですから、腕の重みも重なって、かなり僧帽筋、首の後ろの筋肉に負担がかかっている状態だと思われます。

  金岡  そうですね。そのように背中が丸まって頭が前に出てしまっている。ここまで極端ではないですけれども、肩に対して頭が前に出ちゃっていますよね。その姿勢だと僧帽筋には負担がかかりますし、先ほどのストレートネックぎみになっているんだろうと思われます。

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