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病気のサイン?あなたの肩こりを生む三つの要因とは?今すぐできる、肩こり解消体操

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肩こりの要因は大きく三つに分けられる

 

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  松岡  肩こりは大きく三つに分けます。筋肉ですとか首の関節、あと筋膜、こういった筋肉や関節の原因によるもの。もう一つは神経が原因のものです。神経痛ですとか、そういったものが肩こりにつながっていくタイプ。もう一つは内臓から来る肩こりがあります。

  金岡  関節から来る痛みというのは、首にある椎間関節という小さい関節があるんですけれども、そういうところに炎症が起きたりすると、首の痛みとともに肩こりが起きたりします。あと筋肉としては、先ほどの僧帽筋の疲労による痛み、もう一つ筋膜、それは皮膚と筋肉の間にある膜なんですけれども、その動きが悪くなったりすると、そこの刺激でも肩こりという症状が出たりします。

  久野  実際に私は肩こりがひどいときにマッサージによく行くんですけれども、それは効果的なものなんでしょうか。

  金岡  一つの方法ではありますね。だけれども、また、なっちゃいますので、再発しない方法を身につけないと根本的な対処にはならないということです。はり治療も、筋の緊張をほぐしたり、あと筋膜の何かツボを刺激してリリースする、そのような効果はあるかもしれませんけれども、一時的だと思います。

重大な病気のサイン?あなたの肩こりの原因は?

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  右松  都内に住むAさん、61歳、おととし、首と肩の痛みに襲われ、病院に行ったところ、ある重大な病名が告げられました。原因は何だと診察を受けたんでしょうか。

  Aさん  転移性の骨腫瘍ということで。信じられなかったです。単純に肩こりって皆さん持っているものだから、そんな大したことないと思うでしょうけれども、ふだんと違う痛みのときは、やはりそういうちゃんと病院に行って、レントゲンなり撮ってもらうというのは一つの手ではないかなと思いますね。

  右松  Aさんは腎臓がんが首に転移してしまったということで、手術は成功しまして、現在は抗がん剤治療とリハビリを続けていらっしゃいます。このようなふだん「肩こりかな」と誰しもが思うことが実は重大な病気につながるということも、松岡さん、あるということなんですね。

  松岡  こういった手足のしびれですとか、動きが悪い、指が動かしにくいとか、そういった神経症状が出ている神経由来の肩こり、首の痛みがあります。原因の病名としては 頚椎(けいつい) の椎間板ヘルニアであったり、あとは脊柱管 狭窄(きょうさく) 症や先ほどあったようにがんの骨転移、そういったものが原因で神経症状を起こすような状態があります。

  渡辺  通常、出血とか痛みとかというと何かの病気のサインかなという、それを知らせてくれているものだと思うんですけれども、肩こりがそういった日常的な病気のサインであることはあるんでしょうか。

  松岡  そうですね。そういったものが内臓由来の肩こりになります。こちらはほかの症状と違って非常に急激な痛みとしてあらわれます。例えば心筋 梗塞(こうそく) といって、心臓が突然不整脈を起こすような病気ですね。あとは内臓でいうと、 (すい) 炎、膵臓に炎症が起こった際に内臓由来の肩の痛みが起こることがあります。

  右松  そして、このパネルを見てみますと、肩こりがさらにいろいろなことに影響していくと。慢性化、ずっとこの肩こりが続くと、金岡さん、やはり頭痛、眼精疲労、冷え性、目まい、不眠というほかのふだん生活の中にもいろいろな影響を来すわけですね。

  金岡  そうですね。やはり首はいろいろな場所に影響を与えている場所だと思います。

  右松  そして、このパネルでさらに一番右側なんですけれども、やはりこれが重症化していくと、先ほどもご紹介いたしましたが、うつ病という精神的にもつらい状況になってしまうということも、松岡さん、あるわけでしょうか。

  松岡  そうですね。頭痛を経験される方って結構いらっしゃると思うんですけれども、肩こりから首の後ろの神経が圧迫されて、頭痛であったり眼精疲労を起こす方は結構いらっしゃいます。そうなると、その後、続発的に冷え性であったり不眠であったりですとか、こういった症状が次々と出てきます。そうなると、不安で眠れないとか、そういった症状が続いて、本当に重症化すると、このように、うつ病という形で症状として出てきます。

  右松  そういえば、先ほどの番組の冒頭で渡辺さんが、肩がこるとジョギングをするとすっきりするとおっしゃっていましたけれども、金岡さん、まさにさまざまなアスリートをずっと見ていらっしゃいますが、例えば運動というのは肩こりにはいいんでしょうか。

  金岡  いいと思いますね。動かさないことで僧帽筋の中に疲労物質がたまる。そのような形でこってくるということになりますので、たくさん動かして肩甲骨の周りの筋肉をよく使うということはすごくいいことだと思います。

  右松  トップアスリートをたくさん見ていらっしゃいますけれども、トップアスリートはやはり肩こりは少ないですか。

  金岡  ほぼいないですね。私は水泳選手を見ることが多いんですけれども、水泳選手は首の痛みが時々出る人はいますけれども、いわゆる肩こりという形での症状が出る人はまずいないですね。

  右松  やはり、しっかり動かしておくことが重要ということなんですね。

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