文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

ニュース

ニュース・解説

【独自】新型肺炎の死者6割に持病、平均年齢73歳…中国当局分析

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 新型コロナウイルスによる肺炎で、22日までに死亡した感染者17人(48~89歳)のうち、全体の6割近くは感染前から心臓や腎臓などの持病が確認されたと、中国政府の国家衛生健康委員会がホームページに掲載した。平均年齢は73.3歳で、60歳未満は2人だった。専門家は「重症化し、亡くなる感染者の多くは持病を抱える高齢者」と分析している。

 同委員会によると、22日までの中国内の感染者は571人で、うち重症は95人だった。

 死者17人のうち、持病を抱えていたのは10人で、慢性腎不全やパーキンソン病、糖尿病などだった。このうち最高齢者の一人で、13日に発症した89歳の男性は、もともと重い心臓病を抱えていた。18日に呼吸困難になり、翌日死亡した。

 最も若い48歳の女性は、糖尿病と脳 梗塞こうそく の病歴があった。昨年12月10日、38度の高熱や体の痛み、疲労などが出た。年末に息切れが出るなどし、病院で肺炎の治療を試みたが、1月20日に亡くなった。

 2番目に若い53歳の男性は、持病が報告されていない。

 未成年の死亡はなかった。

 感染症に詳しい東北医科薬科大の賀来満夫特任教授は「健康な若い人が亡くなるリスクは低い可能性がある。子どもの死亡例がないのは、発生源とされる市場の出入りが少ないからではないか。持病を抱える高齢者は注意が必要だ」と話す。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

ニュースの一覧を見る

最新記事