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豪州や米仏でも新型肺炎、感染者が世界中に拡大

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豪州や米仏でも新型肺炎、感染者が世界中に拡大

 【北京=中川孝之】中国政府の国家衛生健康委員会は25日、新型コロナウイルスによる肺炎の中国国内の感染者が1287人になったと発表した。感染が最も深刻な湖北省武漢市では24日に新たに15人が死亡し、中国国内の死者は計41人になった。フランスやオーストラリアでも初めて感染が確認されるなど、感染拡大が続いている。

 中国では24日に新たに444人の感染が確認され、感染者は1000人を超えた。感染はチベット自治区と青海省を除く中国全土に広がっており、重症者は237人に上る。死者がさらに増える可能性がある。

 人民日報(電子版)など複数の中国メディアによると、武漢市では耳鼻咽喉科の62歳の男性医師が25日朝、死亡した。新型コロナウイルスによる肺炎に感染した疑いがあり、18日から治療を受けていた。肺炎患者の治療にあたっていたかどうかは報じられていない。

 中国は25日に春節(旧正月)を迎え、今後しばらくは帰省などで人の移動が増える。湖北省や北京、上海両市などを含む全国の主要な省や市は防疫態勢を強化している。

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北京の地下鉄駅入り口の体温検査。防護服姿の当局職員が体温計を利用客の額や腕に当てていた(25日午前、北京で)=片岡航希撮影

 一方、フランス政府は24日、仏国内で新型コロナウイルスへの感染者3人が確認されたと明らかにした。欧州で感染が確認されたのは初めてだ。このうち1人は、48歳の中国系フランス人で、武漢市を含め中国に数日間滞在した後、22日に帰国し、発熱などの症状を訴えて23日に入院した。

 米国では、米疾病対策センター(CDC)が24日、中西部イリノイ州シカゴに住む60歳代の女性の感染を確認したと発表した。米国での感染確認は2人目だ。

 オーストラリアのシドニーモーニングヘラルド紙などによると、南東部メルボルン近郊の病院で25日、50歳代の男性の感染が確認された。武漢市を訪れた後、19日にメルボルン空港へ到着したとみられている。

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