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伊集院静さんが倒れたくも膜下出血とは?…激しい頭痛 脳動脈瘤の破裂多く
作家の伊集院静さん(69)が21日にくも膜下出血で倒れ、翌日、手術を受けた。「予断を許さない状況」と伝えられている。くも膜下出血とは、どんな病気なのだろうか。
死亡率50% 女性に多い
脳卒中には、主に脳の血管が詰まる脳
厚生労働省の人口動態統計(2018年)によると、脳卒中による死亡数は10万8186人。うち脳梗塞が6万365人を占め、脳出血が3万3047人、くも膜下出血が1万1996人と続く。くも膜下出血は、男性(4385人)に比べ女性(7611人)の方に多い。
国立循環器病研究センターの資料によると、くも膜下出血の原因の8割以上は、脳の動脈にできた
くも膜下出血は、激しい頭痛を伴うのが特徴。再出血を防ぐ治療として、開頭によるクリッピング手術や、血管の中に細い管(カテーテル)を通して瘤にコイルを詰めるコイル塞栓術が行われる。
脳ドックなどの画像検査によって見つかった脳動脈瘤に対し、破裂を未然に防ぐための治療も行われているが、治療にはリスクも伴う。