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40代から備えよう「老後のお金」 楢戸ひかる

医療・健康・介護のコラム

施設見学をしたら「看取りをしていますか?」と聞いてみよう

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チェックすべきは「医療との連携」

  終のすみかと言っても、「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)と「介護付き有料老人ホーム」では、選ぶ基準が違ってきます。私は、後者の場合、「最期」をイメージすることが不可欠だと考えます。

 たとえば、具合が悪い時、どんなケアをしてほしいでしょうか? 「見知らぬ病院に運び込まれるのは不安だ」という方もいるでしょう。そういう方にとっては、顔なじみのホームドクターが、施設に往診してくれると安心です。「気持ち」の問題だけではありません。高齢者施設では、「提携病院への付き添いサービスは、1回●円」などと、「料金」が発生することが普通にあります。

 医療との連携がどうなっていて、費用はいくらかかるのか。具体的な場面を想定しながら、質問し、知っておく必要があります。

40代になったら目を慣らして

  将来、自分に合った施設を選ぶために、40代からできることは何でしょうか?

 以前、住宅ジャーナリストに、「いいマンションを見つけるために必要なことは何ですか?」と質問したときのことを思い出しました。その人は、「見る目を作ることです。マンションを複数見て回ると、違いが見えてくる瞬間があるんですよ」と言っていました。 高齢者施設も同じです。私自身、畠中さん主催の高齢者施設見学ツアーに何度か参加させていただき、ある瞬間、急に「見えてきた」のを感じました。高齢者施設見学の機会があったら、「チャンス」と思って参加することをお勧めします。

 介護が必要になってから高齢者施設を探すと、切羽詰まって、費用や条件が希望に合わなくても入所せざるを得ない……ということになりがちです。高齢者施設の見学は、早めのスタートを! これもひとつの「40代からの備え」と言えます。(楢戸ひかる マネーライター)

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楢戸ひかる(ならと・ひかる)

マネーライター、ファイナンシャル・プランナー

 1969年生まれ。大手商社に8年間勤務後、フリーライターに。妊娠を機にファイナンシャル・プランナー資格(現FP技能士)を取得。約20年にわたり、女性向けのマネー記事を執筆してきた。
 ホームページ「主婦er」の運営や、ワークショップ「『小さな暮らし』を始めるための3カ月家計簿」も手がける。家族は、夫と息子3人(大学生と中学生)。

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