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4件 のコメント

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年齢を重ねるごとに変わる現実と夢の比率

寺田次郎 六甲学院放射線科不名誉享受

10歳にもならないのに、「優しい瞳をした誰かに逢いたい」という歌のフレーズに心を奪われた記憶があります。
多分、前向きに幸福を追える人生とそうでない人生があって、僕は後者なのかなとか今更思います。
どっちが良い悪いでもなく、幸福か不幸かでもなく、縁やスタンスの問題だと今は思います。
その選択は、個の資質もありますが、戦争の代理経験の有無ではないかと思います。
日本では大きな戦闘は今のところありませんが、戦争を題材にしたテレビ番組はいくつもありました。
それを見て何を思うか?

イスラエルの戦史の小説なんかを読んでも思いますが、目標遂行の為だけでなく、神格化された英雄の必要性の為に死ぬ命もあります。
命の価値とか、仕事上の夢や目標の価値は日常の現実と気分の間にあります。

安全と、それらを担保するカネや実績に能力のバランスをどう考えるか?
どちらも大事なわけで、さじ加減と選択の問題になります。
この自殺や過労死の多い国というのは、結局、形を変えた戦争の中で、個や組織がどうやって日々を生きて、生き残るか、問われているのではないかと思います。

小さな子供に大きな夢を持つことは推奨しても、強要するのは良くないですよね。
どうせ、夢や目標など変わっていきますし、楽しい日々や未来を担保する準備は同じくらい大事です。

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知りたかったこと

kiwiakio

母を亡くしたあと、自分の死のことを何となく考えるようになりました。私は塩谷先生の半分に満たない年齢です。まだまだ「生の本能」が満ちています。高齢者になるとはどういう気持ちなんだろうと思っていました。先生のコラムは大変参考になり、安心しました。歳を重ねることに不安を感じる人に、ぜひ読んでほしいと思います。

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変わりゆく複数の欲求と目標と現実の中で

寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受

命とか夢とか欲求とか、意味合いも感じ方も変化していくものです。
匿名の質問箱に、「お前の歪んだ性格は人生やり直しても一緒だ」とかどうこう書かれてきて笑いましたが、性格のどこがどうどの程度後天的に歪んでいるか否かは主観的かつ相対的な評価だということを記載した人がわかっていない問題があります。

人間社会において、歪んでいるという評価は珍しいとか特定意見への依存が低いという意味合いでしかありません。
多くの人間は生きたくて生まれてきたわけでもないのに、徐々に生きたいとか生きて欲求を満たし夢をかなえたいと思うのは本能や多段階欲求の諸々だと思います。
その日の欲を押し殺して、知識や実績、財を積み重ねる日もあるでしょう。

その一方で、他人や社会は満たされない感情や夢の残骸を人に求めたり、その価値観を人に押し付けたりもしますので、言動も行動も統制されてきて、個人や組織が気に入らない意見を歪んでいるとの名目で攻撃するわけです。
その判断や実行には合理性や正当性もありますが、過激な原理主義的なものはどうでしょう?

夢と現実はその多角的な意味も含めて複雑に折り重なっています。
一つの判断や行動が大きく道を変えます。
全能感や人類愛を功成り名遂げてないのに口にしたら不審に思われるでしょう。
一方で、そういう部分を若者も持つことは本来悪ではないはずです。

自分も、現実的生存戦略として他人の分からない疾患や問題を読み解けるよう非人間的なトレーニングを重ねてきて、一般人との距離感に生きづらさも多々あります。
IT時代は幸いで理解できる人の方を増やせばいいかと思って、論文投稿より新聞投稿という形で余生を過ごしていますし、その文脈や気分も色々ですが、分散投資よろしく多重人格をよくコントロールしていればいいかと割り切っています。
可視化、言語化が世界が変わるプロセスで大事なのではないかと思います。

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セカンドキャリアや余生はどこから始まる?

寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受

どうなんでしょう。
生の欲望だけでなく前後に何があるのか?
むしろ、その視野とか好奇心とか期待とかのファクターも大きいとは思います。
偉い人の自伝なんかでも、若い頃は目先のバイト代が欲しくて色々工夫したことが書かれています。

自分自身は余生モードに入ってしまっているので、なにかずれている自覚はありますが、10代、20代、30代その後の自身や周囲の状況やそれらとの向き合い方も、現在の自意識に大きな影響があるのではないかと思います。
学生さんは興味なくてもその時期その時期のテストは受からないといけないですし、卒業後は資格と実務能力と家庭の形成に色々悩むものです。
今は、昔ほどおおらかな時代でもないですしね。

勿論、趣味とかリフレッシュの時間も大事で、人によっては他人に認められなくてもそこに生き甲斐が必要です。

仕事に没頭しているうちに還暦を迎えるのが幸せなのか、還暦を迎える前に仕事のウェイトを落とせる方が幸せなのか?
いずれにしても、幸福感を感じられたり、不幸を避けられたりが大事なのではないかと思います。

出身高校の進学実績とかみても、医学部の比率は上がっていますが、実際に家業や親教師の意向もある中で現実との折り合いをつけていける学生さんが増えてほしいですね。
多くの人にとって窮屈な時代になっていますが、第二の人生や第三の人生に向かいやすいという開き直りしかないとは思います。

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