医療大全
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ポリファーマシー(3)31種類の薬 見直し回復
「79歳で14種類の薬を使っています」「腎臓の検査数値が悪いですね」。先月、北九州市の新小倉病院の会議室では、内科医の宮城
同病院には、主に高齢の患者が自宅や施設など地域に戻れる状態になるまで総合的にケアする「地域包括ケア病棟」がある。会議にかかるのは、同病棟の入院患者のうち、原則12種類以上の薬を使っている人。病棟の入院患者の1~2割に当たるという。「もうちょっと薬の数が少ない患者も対象にしたいのですが、それでは人数が増え過ぎてしまって」と宮城さんは話す。薬の情報を集約し、体調を見ながら慎重に減らすことは、「時間が限られる外来では難しい。入院中だからこそできる」と言う。
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