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子どものスマホ制限条例、批判が殺到…「ゲーム」限定に変更

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 18歳未満の子どもがインターネットやゲームの依存症になるのを防ぐための対策条例について、香川県議会が20日に公表した新たな素案では、使用制限の対象が「スマートフォンなど」から「コンピューターゲーム」に変更された。保護者に義務づけていた「(ルールを)子どもに順守させる」も「努める」に。10日の当初素案公表後、県などに批判が殺到したのを受け、表現などを弱めた。

 当初の素案では、スマホなどの使用時間を具体的に制限。罰則は盛り込まなかったものの、保護者に対しては制限時間とともに、中学生までは午後9時まで、高校生は同10時までにやめるルールを子どもに順守させるよう求めていた。

 しかし、インターネットで批判の声がわき起こり、県にも「行政が規制するのはおかしい」といった意見が多数寄せられた。県議会事務局によると、県に届いた意見メールの7割が批判的な内容だったという。

 そこで、新しい素案では、制限時間をスマートフォンなどの使用から「コンピューターゲームの利用」に変更。保護者の義務も、「順守させるよう努めなければならない」と弱めた。

 条例検討委員会の大山一郎委員長は記者会見で、委員の自宅にも無言電話などがあったと説明。「条例案は、ネット・ゲーム依存症対策の推進の基本理念であり、親権や子どもの人権を侵害しようとするものではない」とし、「家庭で話し合うきっかけになれば」と述べた。

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