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神経難病 まぶた開きにくく

 6年前に神経難病の「進行性 核上性かくじょうせい麻痺まひ 」と診断されました。症状が徐々に進み、今は車いすで生活しています。最近、まぶたが開きにくく困っています。目の表面が乾いてチクチクと痛みます。対処法はあるのでしょうか。(78歳女性)

目の周りにボツリヌス注射

大崎 康史 高知大学医学部脳神経内科講師 (高知県南国市)

 進行性核上性麻痺は、眼球の動きが悪くなる、よく転ぶ、歩く時に一歩が踏み出せないなど、パーキンソン病に似た症状が表れるのが特徴です。50~70歳代で発症することが多く、国内には約8000人の患者がいます。

 目についていえば、眼球の動き以外にも、「まぶたが開けづらい」「まばたきが極端に少なくなる」という患者がいます。質問者にもこれらの症状があるようです。

 また、まぶたが開けづらいことについては、目の周りの筋肉に、ボツリヌス毒素を注射する治療があります。ちょうどいい注射量を見極めることが大切で、量が多すぎると、逆にまぶたが開かなくなることもあります。効果が持続するのは3か月ほどなので、繰り返し注射をすることが必要となります。

 このほかにも、特製の眼鏡を使う方法があります。上まぶたをこするように上げるバネが、眼鏡の内側に装着されており、目が開きやすくなるものです。主治医に相談し、眼科医に紹介してもらうことをお勧めします。

 まばたきが少なくなると、目の表面が乾いてゴロゴロする感じや痛みが出る場合があります。角膜炎や結膜炎を起こしやすくなっているためで、点眼薬による治療が必要になることがあります。

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