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「続・健康になりたきゃ武道を習え!」

エクササイズ・健康・ダイエット

空手の魅力は? 仕事に役立つ? ウクライナの外交官に聞いてみた

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東日本大震災で助け合う日本人の姿に感動

 最後に、武道とは関係ないが、ウクライナ人であるルトビノフさんに、日本についての感想を聞いてみた。

 「人々がお互いに尊敬し合い、社会の中に親切心があるところが素晴らしい。山や海などの自然も美しい。ほかにも、安全なところや、お店のサービスが行き届いていて生活するのに便利なところ、文化が高いところもいいですね。心配なのは、孤独な人が多いように見受けられること。外に出ずにコンピューターゲームに没頭して狭い世界に閉じこもる人とか、恋人や家族はめんどくさいから要らないという人などは、ウクライナに比べて多いのではないでしょうか」

 印象に残っているのは、2011年3月の東日本大震災と東京電力福島第一原発事故だ。

 あの日、大使は出張でウクライナに帰国していたため、ルトビノフさんは大使代理として5日間はほとんど寝ずに働いた。大使館の全職員はもちろん、被災県に住むウクライナ人を調べて安否を確認。ウクライナは、1986年に起きたチェルノブイリ原発事故の経験があり、国外に避難すべきかどうかの意見を母国の専門家に聞くなどして状況を分析した結果、「日本にいる限り、安全」という結論に達した。ルトビノフさんは帰国せずに大使館で勤務を続け、3月にはウクライナ政府から毛布約2000枚を載せた飛行機が成田空港に到着、被災地に配布された。翌2012年春には、日本とウクライナの間で「原子力事故対処協力協定」が締結され、今も情報交換や共同研究などを続けている。

 「あんな大きな災害があったのに、日本人はパニックも起こさず、礼儀正しく、互いに助け合う姿にすごく感動しました。どんな困難があっても、それを乗り越えられる民族だと思いましたね。原発事故は不幸な事故ではありましたが、あれを機に両国が親密になり、実りの多い協力関係を築くことができました」

 ルトビノフさんはこれからも、外交官として、空手家として、日本とウクライナ両国の懸け橋になってくれるはずだ。

(ルトビノフさんの項は今回で終わり)

 (山口博弥 読売新聞編集委員)

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山口 博弥(やまぐち・ひろや) 読売新聞東京本社編集委員

 1962年福岡市出身。1987年読売新聞社入社、岐阜支局、地方部内信課、社会部、富山支局、医療部、同部次長、盛岡支局長、医療部長を経て、2018年6月から編集委員。同年9月から1年間、解説部長も兼務。医療部では胃がん、小児医療、精神医療、慢性疼痛、医療事故、高齢者の健康法、マインドフルネスなどを取材。趣味は武道と映画観賞。白髪が増えて老眼も進行したが、いまだにブルース・リーを目指している。

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1件 のコメント

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その意味付けや関連付けは妄想か現実か?

寺田次郎 六甲学院放射線科不名誉享受

関係妄想という言葉も精神科用語でありますが、実際の関連性の有無は心の持ちようや証拠の文書や物品次第でもあり、線引きの基準次第でもあります。 指先...

関係妄想という言葉も精神科用語でありますが、実際の関連性の有無は心の持ちようや証拠の文書や物品次第でもあり、線引きの基準次第でもあります。
指先が指の骨だけで構成されないように、肉体は様々な物質やチカラ、情報の繋がりがあります。
同じく、個人と組織、個人と地球も様々な形で繋がっています。
脳化社会と言われるように、人間は内部構造を外部構造に反映して社会を作っていきます。
高速道路や新幹線を国の大動脈と表現することもありますね。

情報インフラもそうですが、そういうものが整備される前の人間の集落や国家およびその類似機構は、いわば「もやもや病」のようなものだったのではないかとは思いますが、整備が進むにつれて、仕事や繋がりの意味合いも変わってくるのかもしれません。
知らぬが仏と言いますが、逆にその事が引き起こす問題とも向き合っていかないといけません。

空手愛好家の新聞記者に取り上げてもらえるだけでも、ウクライナの国益に繋がるわけで、仕事に直接プラスが発生しているようにも思いますが、どうでしょうか?
そして、逆算して、プラスになる仕組みを考えていく必要があるのかもしれないですね。
双方の外務省としても、人材やコンタクトポイントは多い方が良いように思いますし、武道やスポーツがその一助になればいいと思います。

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