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医療ルネサンス

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【私と医療ルネサンス あれからの物語】(2)当事者の声 患者の力に

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人工心臓を経験 高木光嗣さん

【私と医療ルネサンス あれからの物語】(2)当事者の声 患者の力に

販売する車の前で話す高木さん(富山市で)

 「店でお客さんの顔を見ながら車を売れるって、本当に幸せですよ」

 富山県立山町の高木 光嗣こうじ さん(41)は、職場の中古車販売店でしみじみと語る。

 重い心不全のため2014年から4年以上、補助人工心臓をつけていた。この間、大阪での生活を余儀なくされた。機器の故障などに備え、心臓移植を手がける病院の近くに住む必要があった。おととし、移植を終えて地元に戻ってきた。

 大阪にいる間も、会社の計らいで、電話とインターネットを使って仕事を続けてきた。それでも、客と向かい合って営業できる喜びは格別だ。自らの復帰を目を潤ませて喜んでくれた顧客もいた。今は週3回の勤務だが、社長の岩崎孝さん(50)は「早く完全復帰して、どんどん車を売ってくれ」とハッパをかける。

 仕事の合間にライフワークとして続けていることがある。移植を待つ患者や人工心臓の装着を迷う患者らに、自らの経験を語ることだ。

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