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食欲ない30代娘、FDの診断

 30歳代の娘の食欲がなくなって体重が落ち、機能性ディスペプシア(FD)と診断されました。暴飲暴食や飲酒、喫煙もしません。何に気を付ければよいでしょうか。(66歳女性)

自律神経安定させる生活習慣

三輪 洋人 兵庫医科大学消化管科教授(兵庫県西宮市)

 機能性ディスペプシアとは、原因となる異常がないのに、慢性的にみぞおちの痛みや胃もたれなどの症状が出る病気です。

 FDは比較的新しい概念で、かつては、慢性胃炎や神経性胃炎と診断されていました。ただ、胃の炎症が症状の原因ではないことから、最近はFDという診断名が使われるようになりました。FDでは、食後に生じる胃もたれなどの症状がつらいので、食欲が落ちて痩せてしまうことがよくあります。

 原因として、胃の働きが悪くなっていることや、胃の知覚過敏が考えられます。これらは自律神経の働きと密接に関係しています。自律神経は内臓の働きを調節する神経で、身体的、精神的ストレスの影響を強く受けることが知られています。

 規則正しい食事や適度な運動は、自律神経を安定させるために効果があります。こうした生活習慣をぜひ続けていただきたいと思います。最近は 瞑想めいそう の効果も注目されているようなので、試してみてはいかがでしょうか。

 ただ、胃の症状がないのに食欲がなくなる場合には、FD以外の病気も考える必要があります。専門医の受診をお勧めします。

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