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一病息災

闘病記

[タレント 大桃美代子さん]白内障・緑内障(4)星がきれいに見える幸せ

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[タレント 大桃美代子さん]白内障・緑内障(4)星がきれいに見える幸せ

 白内障と緑内障の診断を受けてから6年余り。眼科の定期受診は欠かさず、幸い、いずれの病状も特に変わりはない。今は注意をしながらも、目のことで過剰な心配をせず過ごしているが、診断当初は落ち込んだ。

 「私の目にきれいなものや美しいものをもっと見せたい。もし、目が見えなくなった時に思い出せるように」。そんなことも考えた。あの頃は軽いうつだったと思う。大丈夫だと思ってはいても、不安に心は揺れた。

 そんな時、医師の言葉が胸に響いた。「目って精神的なことも左右するから、おおらかにしていてくださいね。定期検査は必要ですが、心配し過ぎてはいけません」。自身のブログには、「眼圧が高くて緑内障が心配」と言った声も届く。「不安は私もわかるけど、お母さんが暗いとお子さんに影響するから、明るくいきましょう」と自分に言い聞かせるように返信する。

 もともと前向きに考えるのが信条で、「やってみたいことはためらわずにやる」と思っている。昨年はフィリピンのセブ島に英語留学をした。いくつかの町で観光大使を務める韓国に毎月のように出かける。

 そして目の病気を経験したからこそ思う。「今日も星がきれいに見えるねっていうありがたさを、より深く味わいたいですね」

 (文・渡辺勝敏、写真・奥西義和)

タレント 大桃美代子さん(54)

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