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池江選手が直筆で退院報告 急性リンパ性白血病で造血幹細胞移植を受けたことを公表

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池江選手が直筆で退院報告 急性リンパ性白血病で造血幹細胞移植を受けたことを公表

池江璃花子選手

 白血病の闘病を続けている競泳の池江璃花子選手(19)が17日、公式ホームページで直筆メッセージを公開し、退院したことを明らかにした。競技については、医師と相談しながら、水中トレーニングが可能になり次第開始するとし、「2024年のパリ五輪出場、メダル獲得という目標で頑張っていきたい」と書いている。

 所属するルネサンスなどは同日、池江選手が2月の緊急入院後の検査で、「急性リンパ性白血病」と診断されていたことを公表。化学療法を行ったが、合併症のため継続困難となり、造血幹細胞移植※を受け、現在は寛解状態を維持しているという。

 池江選手は約10か月にわたった入院生活を振り返り、「病気になったからこそ分かること、考えさせられること、学んだことが本当にたくさんありました」と述べている。

 ※ 化学療法などでは治らない血液がんなどに対して、本人またはドナー(提供者)から採取した造血幹細胞を点滴投与して、完治を目指す治療。

「急性リンパ性白血病」とは

 血液中には、酸素を全身に運ぶ赤血球、病原体と闘う白血球、出血を止める血小板など様々な細胞が流れている。これらの細胞は、元となる幹細胞が骨の中で増殖、変化して生まれる。だが、生まれる過程のどこかで異常が起き、がん化した細胞(白血病細胞)が無限に増えるのが白血病だ。発病の詳しい原因は分かっていない。

 白血病は、週単位~月単位で速く進行する「急性」と、年単位でゆっくり進行する「慢性」とに区分けされる。また、異常が起きる細胞の種類によっても「骨髄性」と「リンパ性」とに分けられる。急性リンパ性白血病は若い世代に多い。

 急性の白血病では、息切れ、だるさ、関節の痛み、発熱などの症状が出る。増えた白血病細胞が、正常な血液細胞ができるのを妨げたり、他の臓器を傷つけたりするほか、白血球の減少によって体に感染が起きるためだ。

 治療法は、抗がん剤の使用で、急性の場合、数か月間の入院で、点滴の治療によって白血病細胞を顕微鏡で見ても分からない水準まで減らすことで治癒を目指す。

 再発した場合や抗がん剤が十分に効かない場合などは、血液細胞のもとになる幹細胞の移植が検討される。幹細胞は骨髄の中や、赤ちゃんのへその緒と胎盤に含まれるさい帯血などから採ったものを使用する。

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