タレント 大桃美代子さん
一病息災
[タレント 大桃美代子さん]白内障・緑内障(2)人工眼内レンズでくっきり
2013年、48歳の時に白内障と診断されて驚いたが、思い当たる症状もあった。視野がぼやっとするので、眼鏡を洗ってかけ直してみるが変わらない。「視力が低下したのかなぁ。眼鏡の度を調整しよう」と思っていた。同時に緑内障と診断され、3、4か月に1度眼科に通い、緑内障の点眼薬を使うようになった。
それから1年あまりすると、昼間、光が乱反射してまぶしく感じるようになった。困ったのは台本など手元の文字が読みにくいことだ。鏡を見ると、右目の真ん中が白く曇っている。老人性の白内障は周囲から白くなるが、若年性は中央からかすんでくることが多いという。
仕事に差し支えるので、14年6月、白濁した右目の水晶体を人工の眼内レンズに取り換える手術を受けた。水晶体は対象の距離に合わせて膨らんだり薄くなったりしてピントを合わせる。一方、人工レンズの焦点は固定で、焦点が一つの単焦点と遠近に合う多焦点レンズがある。
「多焦点は遠くも近くも見えるけど、その間の見たい所が見えづらいことがある」と説明を受けて、単焦点レンズを選んだ。
手術では、目の水晶体を超音波で砕いて吸い出し、眼内レンズを入れる。10分ほどで終わり、日帰りだった。「レンズを入れたら驚くくらいはっきり見えました。明るさが違いますね」
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タレント 大桃美代子さん(54)
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