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大腸がんはいま(5)Q&A 初期症状乏しく検査重要

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大腸がんはいま(5)Q&A 初期症状乏しく検査重要

 大腸がんの診断・治療の向上に取り組む「大腸 がん 研究会」会長で、光仁会第一病院(東京都葛飾区)院長の杉原健一さん(消化器外科)に、病気との向き合い方を聞いた。

 ――大腸がんの特徴は。

 「初期症状はほとんどありませんが、便が出にくかったり、下痢と便秘を繰り返したり、血便が出たりすることがあります。症状がないまま、がんが進行しているケースも見られます」

 「患者は近年増えています。がんの中では肺がんに次いで亡くなる人が多くなっています。ただ、他のがんに比べると、進み方が比較的ゆっくりです」

 ――診断後、どのような治療を受けるのですか。

 「手術がメインで、開腹、 腹腔ふくくう 鏡、ロボット支援の3種類です。手術以外では、内視鏡治療や抗がん剤治療、放射線療法があります。早期なら内視鏡治療だけで治せます。手術などでがんを取り切れない時、抗がん剤治療や放射線療法を行いますが、完治を目指すのは難しいのが現状です」

 ――新しい動きは。

 「昨年4月に、直腸がんのロボット支援手術に公的医療保険が使えるようになりました。ロボットは人の手より複雑な動きに対応できます。直腸周辺に集まる神経を傷つけず、がんを取り除くのに適しています。この手術は今後広がっていくでしょう」

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