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医療・健康・介護のコラム

[タレント 保田圭さん](下)扁桃炎で頻繁に40度の熱を出したモーニング娘。時代 薬と点滴でごまかし…今は運動不足で四十肩?も経験

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 モーニング娘。の2期メンバーで、現在はタレントとして活躍する保田圭さん。2013年に結婚し、18年1月に第1子を出産。もうすぐ2歳を迎える長男の育児を楽しんでいます。モーニング娘。を卒業後、婚活や妊活に予想外に苦労したことや、アイドルとして超多忙な時期に (へん)(とう)(えん) に苦しんでいたことなど、うかがいました。(聞き手・藤田勝、撮影・中山博敬)

いじられキャラで覚えられ、「やったー」

[タレント 保田圭さん](下)扁桃炎で頻繁に40度の熱を出したモーニング娘。時代 薬と点滴でごまかし…今は運動不足で四十肩?も経験

――モーニング娘。時代のいじられキャラという立場は、つらくはなかったですか。

 それは全然なくて、そういう役割を果たせたことが、すごくうれしかったです。タカさん(石橋貴明さん)と中居(正広)さんにいじってもらったおかげで、たくさんの方に私の名前を覚えてもらって、「やったー」って感じでした。

――音楽バラエティー番組「うたばん」(TBS系)ですね。2人は恩人?

 そうです。いまだにお会いすると緊張します。

――アイドルとして活躍しながら、実は扁桃炎にずっと悩まされていたそうですね。

 大変でした。歌うことはできたんですが、扁桃腺が腫れて、とにかく熱がひどかったです、疲れがたまると、すぐに40度の熱が出て、当時はお休みもとれなかったので、薬と点滴で何とか乗り切っていました。

――過労ですか。

 そう思います。疲れは体の弱い部分に出ると思いますが、私の場合は扁桃腺でした。ひどいときは毎月のように40度の熱が出て、ずっと抗生物質を飲んでいるような状態でした。さすがに、それは体に良くないと思いましたが、モーニング娘。時代はなかなか手術するタイミングがなかったので、卒業後に扁桃腺を切りました。

―手術は簡単?

 そうなんですが、メッチャ痛いんです。扁桃腺は外から見えている部分はそんなに大きくないんですが、取ると梅干しぐらいあります。手術の後、梅干しぐらいの穴が口の中に二つもできちゃうんです。先生には、すごく簡単な手術だったと思いますが、食べるのとしゃべるのは1か月ぐらいはつらかったです。

――切ってから、どうですか。

 熱は出にくくなりましたね。ただ、以前は、扁桃腺が抑えてくれていたのか、声がかすれるとか、せきがひどいとか、いわゆる普通の風邪はひいたことなかったんです。でも扁桃腺を取ったら、風邪らしい風邪をひく普通の人になりました(笑)。

悩んだ貨幣状湿疹 隠すのが大変だった

――ほかに大きな病気の経験は?

 大病ではないですが、これもモーニング娘。時代に貨幣状湿疹っていうのになりました。硬貨ぐらいの湿疹が下半身にたくさんできて、 () んでしまい、治るのに時間がかかる病気です。診断時、「10年ぐらいかかるかもしれない」と言われました。脚にすごくいっぱいできるので、脚を出す衣装の時は隠すのが大変でした。

――治療は塗り薬で?

 ステロイドですね。もともとアトピーとかがある人がなりやすのかな。私も子どものときにアトピーがあって、アレルギー体質でした。貨幣状湿疹は、今はもうだいぶ良くなりましたが、しばらくは痕が残っていました。

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