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医療大全

家族性大腸腺腫症

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大腸がんはいま(4)闘病経験 看護師を志す

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大腸がんはいま(4)闘病経験 看護師を志す

看護師になる夢に近づく小池さん(新潟市で)

 大腸に多くのポリープができ、 腹腔ふくくう 鏡手術を受けた新潟市の小池 ぜん さん(32)。自らの病気と母の死が転機となり、今は看護学校で学んでいる。看護師になる夢の実現まであと一歩だ。

 上京して私立大学を卒業後、東京都内の公益財団法人で働いていた24歳の時、下痢や血便が続いた。大腸内視鏡の検査を受けると、腸管をふさぐように無数のポリープが画面に映し出された。医師からは「カメラを先に進められません」と告げられた。

 病名は「家族性大腸腺腫症」。腺腫はポリープのことで、これが大腸にたくさんできる遺伝性の病気だ。ポリープはがんになることが多いため、早く気付いて大腸を原則すべて切除する治療が推奨されている。

 家族に大腸がんの患者がいない小池さんは、この病気を疑うきっかけがなかった。ポリープの発見後に行った検査で、すでにリンパ節に転移がある進行した大腸がんだとわかった。

 東京女子医大病院で手術を受けた。肛門に近い直腸部分を除いて、大腸のほとんどを切り取った。再発予防のため、抗がん剤治療を始めたが、薬の副作用がひどく、中止した。

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