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薬剤耐性菌による死者、少なくとも8000人…2017年推計

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 抗菌薬(抗生物質)が効かない薬剤耐性菌による死者は2017年に国内で少なくとも8000人とする推計を国立国際医療研究センター(東京都新宿区)などの研究チームがまとめ、米科学誌(電子版)に発表した。耐性菌に関する死者数の推計は国内で初めて。

 チームは、代表的な2種類の耐性菌を対象に、国に報告された感染件数と、過去の研究に基づく死亡率などから死者数を推計した。

 この結果、17年には、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)による死亡が約4200人、フルオロキノロン耐性大腸菌が約3900人に上った。ほかにも耐性菌はあり、実際はさらに多くの人が亡くなっているとみられ、今後、ほかの耐性菌の死者数も推計する予定だ。

 チームは「対策は待ったなしで、社会全体で取り組む必要がある」としている。

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