伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」
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簡単だし巻き卵…えっ、卵豆腐を使うの!?
こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。
だし汁を多めに入れて、ふっくらと焼き上げただし巻き卵は、そのままでも十分おいしい介護食になります。
今回はそのだし巻き卵を、意外な食材を使用して作るレシピのご紹介です。
その意外な食材は「卵豆腐」。普段はそのまま食べることが多いものですが、卵液に混ぜることで、しっとり滑らかなだし巻き卵に仕上がります。卵豆腐そのものに味がついているため調味する必要もなく、さらに、だし汁を入れるよりもたんぱく質をアップすることができます。
基本は卵1個に対して70グラム程度の卵豆腐の量ですが、卵豆腐の量を多くして軟らかな煎り卵に仕上げることもできます。
このだし巻き卵なら、軟らかい食事が必要になった方だけでなく、家族みんながおいしく食べられるメニューになるのではないでしょうか。
[作り方]
(1) ボウルに卵豆腐と付属のたれを入れて、泡だて器で滑らかになるまでかき混ぜる。
(2) (1)のボウルに卵を割り入れて、さらによく混ぜる。
(3) 卵焼き用のフライパンを熱し、油をなじませる。(2)の卵液の半分を流し入れ、半熟状になったら手前に向かって巻き、巻いた卵を向こう側に送る。再び、フライパンに油をなじませ、残りの卵液を流し入れる。巻いた卵を持ち上げて下に卵液を流し、手前に巻き込み、弱火でじっくりと焼く。
(4) 切り分けて器に盛りつけ、パセリを添えてて出来上がり。
※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。
(レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)
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