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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

[ きょうの健康レシピ ]

エクササイズ・健康・ダイエット

電子レンジで 変わりマーボー豆腐…手作り料理ができる

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 こんにちは。在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 私が訪問している利用者の方の中には、調理にガスの火でではなく、電子レンジを利用する方もいらっしゃいます。身体的、精神的、様々な理由から難しい調理ができないため、電子レンジを使っている場合もあるのです。今回のレシピは、足の筋力が弱まり、立位が保持できなくなった女性利用者の方からのリクエストメニューでした。

 「すっかり足が弱くなって、コンロの前に立ちっぱなしで作る料理は難しいと思っていたの。特にいため物とか、あんかけ料理はしばらく作っていないから」

 この方は、普段は夫婦で高齢者用の宅配弁当を利用しています。電子レンジが、弁当や総菜をもっぱら温めるものだと思っていた方に、電子レンジでも煮物やあんかけ料理ができることを伝えると、驚きとともに、手作りの料理ができることに大喜びされました。

 今回のレシピは包丁も使わないため、調理が苦手という男性でもできる内容です。豆腐を大きな塊で入れても、加熱後に混ぜ合わせる時にほどよい大きさに崩れます。

 味付けカツオフレークの代わりに缶詰のツナでもできます。その時には、味つけに使う調味料を倍の量にしましょう。

 久々に作ったあんかけ料理。この日は二人で丼にして召し上がったそうです。

料理は作るだけではなく、誰かにふるまうことでより楽しく、また、次への楽しみへとつながるものではないでしょうか。

[作り方]

(1) 豆腐は2~3等分にして、キッチンペーパーにくるんで水気を切る。缶詰は軽く汁気を切っておく。

(2) 耐熱の器に、(A)をすべて入れてよく混ぜ合わせる。

(3) (2)に(1)の缶詰、豆腐を加え、ふんわりとラップをして電子レンジ(500w)で4~5分加熱する。この時、豆腐は3等分の大きな塊で入れる。

(4) 加熱後、ゴマ油を回し入れ、底からへらでかき混ぜ、とろみをつける。器に盛り、青ノリを散らす。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

 (レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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