文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

医療大全

医療大全

乳がん診療の課題(1)検診で乳房タイプ確認を

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック
乳がん診療の課題(1)検診で乳房タイプ確認を

乳腺クリニックで撮影したマンモグラフィーの画像を見る風間さん。全体が真っ白でがんは見えなかった

 「検診で見つからなかったのは、そういうことか」

 2015年7月、都内で開かれた乳がん検診のセミナー。乳がん患者仲間と参加した川崎市の会社員風間沙織さん(55)は、米国人ナンシー・カペロさんの講演を聞いて納得した。

 ナンシーさんは40歳から毎年、マンモグラフィー(乳房エックス線撮影)での検診を受けていたのに、乳がんの発見が遅れた。マンモでは、乳腺やがんは白く、脂肪は黒く写る。ナンシーさんは、乳腺の割合が高く、脂肪が低い「高濃度乳房」というタイプのため、乳房全体が白く写り、同じ色合いのがんが見えなかったという。

 風間さんは、乳がんとわかった時を振り返った。

 14年2月、お風呂上がりに左胸のしこりに気づいた。信じられなかった。10年以上前から毎年、マンモ検診を受け、「異常なし」だったからだ。

 すぐに乳腺クリニックで検査を受けた。しこりはマンモの画像ではわからず、超音波(エコー)画像では黒い影となって写った。

この記事は読者会員限定です。

読売新聞の購読者は、読者会員登録(無料)をしていただくと閲覧できます。
読売新聞販売店から届いた招待状をご用意ください。

一般会員向け有料サービスは2020年1月31日をもって終了いたしました。このため、一般会員向け有料登録の受け付けを停止しております。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

医療大全の一覧を見る

最新記事