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医療ルネサンス

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群大 改革に挑む(5)信頼はコツコツ築かれる

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群大 改革に挑む(5)信頼はコツコツ築かれる

委員会に臨む小野里さん(右端)。会議では、医療事故を風化させないための「誓いの碑」を建てることも決まった(今年10月、群馬大学病院で)

 今年9月初旬、東京都内で、群馬大学病院の改革をテーマに講演会が開かれた。話をしたのは肝胆 すい 外科教授の 調憲しらべけん さんと、 腹腔鏡ふくくうきょう 手術を中心的に担う新木健一郎さん。それは医療に関連する識者らが集う勉強会で、この日は2人が講師に招かれていた。

 肝胆膵外科の手術を巡る医療事故が5年前に報道されてから、改革のためにどれほど苦労し、頑張って来たか。その道のりを振り返り、抱負が語られた。

 講演後に設けられた質疑応答の時間、こんな質問が投げかけられた。

 「あの医療事故は、問題になった医師個人にとどまらず、病院全体のガバナンス(組織統治)の問題だった。そのことについてどう考えているのか」

 がん研有明病院の名誉院長で、外科医の山口俊晴さんだった。続いて質問した元厚生労働相で参院議員の尾辻秀久さんは「反省しているように聞こえなかった」と述べた。

 終了後、山口さんは「彼らが頑張っているのは間違いないと思う。しかし、群馬大で何があったのか、忘れてほしくない。厳しいとは思ったが、あえて発言した」と話した。居合わせた他の外科医らからも、賛同の声が出た。

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