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群大 改革に挑む(3)全スタッフ「ワンチーム」

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群大 改革に挑む(3)全スタッフ「ワンチーム」

外科の全診療科の医師ら約60人が参加するカンファレンス(群馬大学病院で)

 「あの病院は、科と科の横のつながりがいいんです。いわゆる縦割りじゃないんですよね」

 前橋市内に住む自営業の男性(66)は、今年8月まで入院していた群馬大学病院を評して語った。肝胆 すい 外科の手術を受けたが、循環器内科や放射線科など、他の科にかかったときも対応がスムーズだった。「医師とか看護師とかスタッフ同士の連携もよくて、チームの誰に聞いてもよく把握してくれていました」

 群馬大病院に初めて入院したこの男性の目に、それは「群大の特徴」と映った。しかし、5年前、医療事故が問題になった頃には、「正反対」と言えるような状態だった。

 2014年11月、肝臓の 腹腔鏡ふくくうきょう 手術を受けた患者8人の死亡が報じられたのは、旧第二外科だった。当時、群馬大の外科は第一と第二に分かれ、同じような診療を別々に手がけていた。肝胆膵外科も、第一と第二、両方の外科にあった。

 「顔を合わせても口をきくことはなく、診療の面で助け合うことも一切ありませんでした」

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