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群大 改革に挑む(2)手術技術 患者のために

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群大改革に挑む(2)手術技術 患者のために

肝臓の腹腔鏡手術は「安全を第一に、慎重に実施している」という(提供写真)

 家族や親戚、勤め先の同僚――周囲の誰もが、群馬大学病院での手術を心配した。まして 腹腔鏡ふくくうきょう の肝切除。5年前、死亡事故の続発が問題になった手術だ。

 埼玉県北部の会社員男性(59)は昨年10月、人間ドックをきっかけに、肝臓に直径5センチのがんが見つかった。近くの病院で診察した医師の意見もあり、「群大で腹腔鏡」という方針になった後も迷っていた。決め手になったのは、肝胆 すい 外科の医師が診察の時、語った言葉だった。

 「問題があったからこそ、私たちは無理をしません。他の病院より厳しい基準で、安全に手術できるかどうかを判断しています」

 群馬大病院では、問題の発覚後、肝臓の腹腔鏡手術をする条件を慎重に選んできた。がんの大きさや個数、位置により、難易度が比較的低い方法で切除できる場合に限っている。

 1週間後、執刀する新木健一郎さんの説明があった。腹腔鏡手術のメリット、デメリット。開腹手術についても。肝臓の3D画像を使った話はわかりやすく、疑問にはすぐ答えが返ってきた。「プロだな」と思った。

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