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リハビリ新潮流(5)難聴児の訓練 遠隔指導で

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リハビリ新潮流(5)難聴児の訓練 遠隔指導で

画面に映る北野さんと、遠隔でリハビリに励む。A子ちゃん(手前)の耳には人工内耳の機器が装着されている

 テレビの向こうから呼んでいる。

 「歌ってみて。トントントントンアンパンマン♪」

 埼玉県の自宅リビングにいたA子ちゃん(1歳10か月)は視線を向けたが、歌おうとしない。遠隔で聴覚指導する北野庸子さんは、母親のB子さん(34)に語りかけた。「気分が乗らないみたいだから、先にお母さんと話しましょう」

 北野さんが理事長を務める「信州きこえとことばのセンター やまびこ」(長野市)は、先天性難聴の子どもを支援するNPO法人だ。離れた地域の親子には、インターネットでつないだ遠隔指導も行っている。

 A子ちゃんは生後すぐの聴覚検査で、両耳とも先天性の難聴と指摘された。でも、病院で詳しい説明はない。いつか聞こえるようになるの? 会話できるのかな? 結婚への影響は? 不安でいっぱいになった。

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