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神戸のいじめ被害教諭、うつ病発症で公務災害申請…プロレス技や激辛カレー強要

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 神戸市立東須磨小学校の教諭4人によるいじめ問題で、体調を崩して9月から欠勤している男性教諭(25)が8日午前、いじめが原因でうつ病を発症したとして、公務員の労災にあたる公務災害の認定を申請した。代理人の弁護士によると、教諭間のいじめ行為を理由に公務災害の認定を申請するのは珍しいという。

 公務災害の認定は、仕事が原因で公務員が病気やけがをした場合に求めることができる。地方自治体の職員や公立学校の教員は、首長や教育長らを通じて第三者機関の「地方公務員災害補償基金」に申請し、認められれば、治療費や勤務できない期間の休業補償費などが基金から支給される。

 市教育委員会のこれまでの調査で、男性教諭は遅くとも昨年以降、加害側の4人から激辛カレーを無理やり食べさせられたり、プロレス技をかけられたりしていたことが判明。男性教諭は今年9月から休み、うつ病の治療を受けている。

 代理人弁護士はこの日、公務災害の認定請求書を市教委を通じて基金側に提出。「今回のケースを認定することで、いじめを許さない職場環境の実現につなげてもらいたい」と述べた。

 いじめ問題を巡っては、市教委の外部調査委員会が調査しているほか、男性教諭から被害届を受けた兵庫県警も捜査を進めている。

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