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高2の息子 腹痛繰り返す

 高校2年の息子は、2年前に右腹の激痛に襲われました。胃腸科で処方された整腸剤で回復したものの、今も1、2か月に1度、腹痛があります。じっとしていれば止まります。何か検査した方がいいのでしょうか。(46歳女性)

血液検査やCTで原因調べる

鶴間 哲弘 JR札幌病院副院長・外科(札幌市)

 一般的な腹痛の原因として、主に虫垂炎や大腸憩室、 鼠径(そけい) ヘルニア、腸間膜脂肪 織炎(しきえん) 、腹膜垂炎などが考えられます。

 虫垂炎は、痛みはみぞおち周辺から始まり、徐々に右下腹部に移ります。発熱を伴いやすく、軽いと自然に治ることもあります。ただ、胃腸炎と間違われやすく、治療が遅れると、腹膜炎になる危険があります。

 大腸憩室は大腸の壁が外側に飛び出して袋状になります。ここに炎症が起こると、腹痛や発熱を招きます。

 脚の付け根あたりが腫れ、痛みや違和感もあるならば、鼠径ヘルニアの疑いがあります。腸の一部が、筋肉の隙間からおなかの外に飛び出す病気です。

 腸間膜脂肪織炎は、腸を支える組織に起こる原因不明の炎症で、発熱や便秘、下痢など様々な症状があります。腹膜垂炎は、大腸壁の脂肪組織「腹膜垂」がねじれたり、細菌感染で炎症が起こったりし、腹痛をきっかけに診断されます。

 このように、腹痛の原因はいくつも考えられます。精神的な影響もあるかもしれません。腹痛を何度も繰り返す場合、血液検査やCT(コンピューター断層撮影法)検査などで詳しく調べた方がよいでしょう。消化器内科や消化器外科を専門とする医師への受診をお勧めします。

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