深層NEWSフライデー
医療・健康・介護のニュース・解説
乳がん検診しても「隠れて見えないことがある」
津川浩一郎・聖マリアンナ医大教授と、戸崎光宏・相良病院放射線科部長、元厚生労働省技官で自民党の国光文乃・衆院議員が25日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、乳がん検診について議論した。コメンテーターは読売新聞生活部の本田麻由美次長が務めた。
国光氏は「検診で見落とされることに不安を感じる人は多い」と語った。戸崎氏は「乳腺組織の密度が高い高濃度乳房の人はがんが隠れて見えないことがある」と、マンモグラフィー(乳房エックス線撮影)だけでは確実な発見が難しい理由を述べた。検診で高濃度乳房とわかっても本人に一律には知らせないことについて、津川氏は「知らせるべきだが、次の段階の検査をする態勢が不十分だという課題がある」と指摘した。
【関連記事】
※コメントは承認制で、リアルタイムでは掲載されません。
※個人情報は書き込まないでください。