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うつ病からの回復(1)皆で収穫 落ち着く心

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うつ病からの回復(1)皆で収穫 落ち着く心

東大病院の敷地内にある畑を耕す患者たち

 都会の真ん中、東京都文京区にある東京大学病院の敷地の一角で10月上旬、9人の男女がナスや枝豆、青唐辛子を収穫したり、畑を耕したりしていた。「何の料理に使おうか」「この苗は大事に育てたいね」。楽しげな声が広がる。

 気の合う仲間による趣味の菜園作りのようだが、実はうつ病治療の一環で、9人は東大病院の患者たちだ。天気が良ければ屋外で週3回、1~3時間の作業にあたる。テニスコート半面ほどの広さの畑で、夏はトマトやキュウリ、ジャガイモ、秋冬には大根、カブなどを育てている。収穫した野菜はカレーやいため物などにして皆で味わう。

 患者が共同で、どの区画に何の野菜を作るか計画を立て、病害虫などの問題を解決し、作業で体を動かして収穫と料理で成果を体感する。「この過程がうつの改善に役立つのでは」と精神神経科特任講師の近藤伸介さんが2016年6月に始めた。

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