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関節リウマチ

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「EGPA」でステロイド

 64歳の妹が、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)と診断されました。現在はステロイドを飲んでいて、両くるぶしから下の痛みや、感覚の鈍さは続いています。どんなことに注意して生活すればいいですか。(68歳女性)

多めの服用は感染症注意

楢崎雅司 大阪大学呼吸器・免疫内科講師(大阪府吹田市)

 EGPAは、アレルギー性鼻炎や気管支ぜんそくなどアレルギーの病気を持っている人で、白血球の一種である好酸球が異常に増え、全身の細い血管に炎症が起きる病気です。熱が出たり、手や足がしびれたり動きにくくなったりします。関節痛や紫斑のほか、心臓に障害が起きることもあります。

 主にリウマチ科や 膠原病(こうげんびょう) 科、アレルギー科で診療します。指定難病で、重症なら医療費助成があります。

 早期の診断治療が大切で、まず病気をしっかり抑える寛解状態を目指して、ステロイドを使います。免疫抑制剤を追加する場合もあります。その後は寛解を保ちつつ、ステロイドの量を減らしていきます。

 ステロイドをなかなか減らすことができないときは、昨年から新しい注射薬が使えるようになりました。好酸球を増やして病気を悪化させる原因物質「インターロイキン5」を抑える効果があります。それでも、強いしびれが残る場合は、ガンマグロブリンの点滴が効くこともあります。

 多めのステロイドや免疫抑制剤の服用中は、特に感染症に気をつける必要があります。発熱時には早めに病院を受診してください。

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