立川らく朝 健康落語×よみうり回想サロン
イベント・フォーラム
大阪で「健康落語×よみうり回想サロン」
医学博士で「健康落語」の第一人者・立川らく朝さんの落語と、過去の新聞記事などを題材に思い出を語り合う「回想」を組み合わせたイベント「立川らく朝 健康落語×よみうり回想サロン」(読売新聞社主催、太陽生命保険協賛)が10月4日、大阪市北区の読売新聞大阪本社で開かれました。約140人の参加者は昔を懐かしみ、ユーモアあふれる落語に聞き入りました。
大阪万博の思い出、夕刊を手に「懐かしい」
大阪での開催は昨年12月に続いて2回目です。
初めに、太陽生命保険大阪支社の菊池慶三支社長があいさつしました。
菊池支社長は「生命保険業界で初めて発売した認知症治療保険に続き、昨年10月には、認知症予防保険を発売しました。認知症になったときの保障だけでなく、認知症にならないための予防の取り組みをサポートしていくという新しい考え方の保険です。予防給付金を使って、様々な認知症予防サービスをご利用いただけます。健康落語は私も楽しみです。これからの時間を楽しんで認知症を予防してまいりましょう」と呼びかけました。
続いて、読売新聞クロスメディア部の山本淳一記者がDVD「よみうり回想サロン」に収録されている昔のニュースを題材に、大阪の地元ネタも取り入れたクイズで会場を盛り上げました。
昭和30年代前半に大流行した遊具「フラフープ」について、山本記者が「やっていた人はいますか?」と問いかけると、会場のほとんどの人が一斉に手を挙げました。参加者の女性は「結構、上手に回せていたと思います」と得意そうに話していました。
昭和40年代の「ボウリングブーム」では、中山律子プロが出演していたシャンプーのコマーシャルの話題になり、「さ、わ、や、か律子さん」と当時のコマーシャルソングを歌いだす人もいました。
また、昭和45年に開かれた大阪万博の話題では、開幕当日の夕刊が参加者全員に配られました。山本記者が記事を読み上げると、あちこちから「懐かしい」「ものすごい人出だった」などの声が相次ぎました。
らく朝師匠「みんなでワイワイ楽しむのが大事」
第2部は、医学博士で落語家の立川らく朝師匠が登場。「年を取ると、引きこもってしまう人がいますが、常にコミュニケーションを保つようにしましょう」と呼びかけました。さらに、「認知症を防ぐには、みんなでワイワイ楽しむのが大事。今日、会場に来ている人は全員、認知症にはなりません!」と断言(?)すると、大きな笑いが起こりました。
振り込め詐欺の電話を見破って、近所の人に電話で報告し合うお年寄りや、老人会企画の「合コン」で張り切りすぎて病院に運ばれるお年寄りらが登場する噺に、会場は笑いに包まれました。
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