五十嵐康彦の「足裏もみで美しくなる!」
医療・健康・介護のコラム
「更年期障害」ホルモンバランスを整える三つのゾーン
皆さん、こんにちは。指圧・マッサージ師の五十嵐康彦です。今回は、女性なら避けては通れない「更年期障害」に効果のある反射帯(ゾーン)をご紹介します。
女性は、閉経期を迎えると脳下垂体や副腎などの内分泌機能に大きな変化が起こり、体に不調が出てきます。主な症状としては、急な発汗、のぼせ、倦怠感、めまい、血圧の上昇、うつなどがあげられます。ただし、程度はさまざまで、2年以上続く人もいれば、全く気づかないまま過ぎていく人もいます。
一言で説明できないつらさ
体験した人ならお分かりだと思いますが、病院で医者に症状を聞かれても、とても一言では説明しきれないものです。また、医者に「時間の経過を待ちなさい」と言われ、どうしたらいいか分からなくなって、我々のところに駆け込むという人も多いようです。
「更年期障害」に効くゾーンは「脳下垂体」「甲状腺」「副腎」の3か所です。これらのゾーンをしっかりもみほぐすことで、自律神経のバランスを整え、ホルモン分泌の働きを調整していきましょう。
順番に、もみほぐし方を説明します。モデルの佐藤由季さんが実演している動画も併せてご覧ください。
1 | 脳下垂体ゾーン | 両手の親指の先で、もみほぐします。 |
2 | 甲状腺ゾーン | 人さし指の第2関節の角で、もみほぐします。 |
3 | 副腎ゾーン | 人さし指の第2関節の角で、もみほぐします。 |
前向きな気持ちを持つことが大切
更年期障害は精神面のウェートが大きく、どうしても気分がめいってイライラしがちになります。昔と違って、今の40代というのは人生の折り返し点です。「第二の人生が始まるんだ」と前向きな気持ちで過ごすように心がけましょう。私の施術経験からも、そういった前向きの姿勢を持つ女性の方が、比較的症状が軽いということが言えます。
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