文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

ニュース

医療・健康・介護のニュース・解説

インフル治療薬ゾフルーザ「12歳未満には慎重に」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 昨春発売されたインフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」について、日本感染症学会は、12歳未満への投与は慎重に検討すべきだとする見解をまとめた。1回飲むだけで治療効果が期待でき、昨季は500万人分以上が医療機関に供給されたが、服用した患者から、この薬が効きにくいウイルスが相次いで検出されていた。

 発売前に行われた臨床試験で、12歳未満は23.4%、12歳以上は9.7%の割合で、ゾフルーザが効きにくいウイルスが見つかっていた。発売後もこうした患者が報告されたことなどを受け、同学会はこの薬の投与について、12歳未満は「慎重に検討する」ことを関係する医師らに呼びかけることにした。

 12歳以上は「推奨するともしないとも決められない」とした。同学会は、近く公表するインフルエンザ治療薬に関する提言に、これらの見解を盛り込む。

 インフルエンザに詳しく、提言の策定に関わる、けいゆう病院(横浜市)の菅谷憲夫医師は「ゾフルーザは、ほかの治療薬で十分な効果が得られない場合や、新型インフルエンザが流行した時に効果を発揮する可能性が高い。通常のインフルエンザに安易に使うべきではない」と指摘する。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

ニュースの一覧を見る

最新記事