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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

[ きょうの健康レシピ ]

健康・ダイエット・エクササイズ

ホウレンソウの変わりゴマあえ

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 こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 今回も葉物野菜を食べやすくするレシピのご紹介です。

 食べやすくするポイント「まとまりやすさ」を出すには、天然のとろみ材である「ぬめり野菜」を使うこともおすすめです。このレシピでは、すりおろして使うことの多いヤマイモを細く千切りにして、マヨネーズとすりゴマであえることでまとまりよく仕上げます。意外な組み合わせですが、マヨネーズとヤマイモが葉物野菜をうまくまとめ上げてくれます。

 作り方のポイントは、できるだけ細い千切りにすること。100円ショップなどで売られている「千切りスライサー」などを使うと、簡単に細い千切りを作ることができます。

また、すりゴマの代わりに練りゴマを使うと、より口当たりがよくなります。

[作り方]

(1) ホウレンソウは、茎と葉に分ける。2cm長さに切り、さらに葉の部分は縦に包丁を入れておく。沸騰した湯に茎の部分から入れ、1分程度ゆで、さらに葉の部分を加えて1分ゆでる。水にとって軽く絞る(ゆで時間は硬さをみながら調整する)。

(2) ヤマイモは皮をむき、細い千切りにする。

(3) (2)にマヨネーズ、すりゴマ、めんつゆを加えてよく混ぜる。(1)のホウレンソウを加えてさらによく混ぜる。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

 (レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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