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児童養護施設からの巣立ちを支えて…一人暮らし用の家電、家具など寄付求む

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高校卒業と同時に退所 親などの援助得られず

児童養護施設からの巣立ちを支えて…一人暮らし用の家電、家具など寄付求む
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社会生活上、必要な知識を学ぶ「巣立ちプロジェクト」(いずれも昨年)

 児童養護施設から進学、就職する子どもたちを支援する認定NPO法人ブリッジフォースマイル(東京)は、来春、高校を卒業して独立する子どもに生活必需品を贈るための寄付を募っている。

 施設で暮らす子どもたちは、虐待や経済的理由など、実の親と暮らせない事情を抱えている。制度上、高校を卒業すると同時に退所して独立しなければならず、その際、親や親戚から援助を受けられるケースは少ない。多くの子どもは、高校に通いながらアルバイトで資金をためるが、進学・就職してからも経済的に苦労することが多い。そのため、同法人は、毎年、広く一般の寄付を集め、仕事などで着るスーツ、一人暮らしに必要な洗濯機、冷蔵庫、電子レンジなどの家電や布団などを、子どもたちにプレゼントしている。

生活の知識学んでポイントをため交換

 子どもたちは、施設の暮らしの中で、社会生活に必要な知識やスキルが身に付いていないことも多く、同法人では高校3年生を対象にセミナーを行う「巣立ちプロジェクト」も実施。寄付を受けるのはこの参加者で、出席するごとにもらえるポイントをため、自分が必要とする品物と交換することができる仕組みだ。セミナーに参加する日はアルバイトができない子どもたちへの配慮でもある。今年度は210人が参加し、来年1月まで学ぶ。

 寄付の方法は現金と品物の二つ。現金の場合は、 同法人のホームページ にある専用フォームから申し込む。品物は新品か使用1年未満の家電や一人暮らしに適したサイズの家具などで、写真を撮ってメールに添付して送り、登録する(詳しくはホームページ参照)。締め切りは11月末。

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