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ネットと画像診断の進歩が医療を動かした

寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受

十数年前に新研修医制度になって良かったことが、外科医の腕や性格の多様性に触れる研修医が増えたことです。
勿論、それも万能ではありませんが、誰が見ても上手な外科医と下手な外科医は明らかです。
また、手術数は万能ではないですが、ある程度の担保にはなります。
電子カルテで何十件も致命的なミスを揉消したり虚偽記載するのは難しいので、抑止力になります。

さて、僕は現代患者の要求の高さに対して、安易なかかりつけ医制度の推進には懐疑的な立場です。
逆に、かかりつけ医の手に余るものまで、無理に神格化させたかかりつけ医に振るから、かえって、うまくいきません。
放射線科医も縦割り行政で、画像診断医の腕は専門医でも一定の水準の担保にしかならないですが、それでも、CTやMRIなどの存在は診断精度を大きく高めますので、大病院信奉にかえって進むわけです。
むしろ、長所を繋ぎ、欠点を補うシステムに、病院間の連携や地域間の連携が進むべきでしょう。

高齢化による高血圧患者の増加に伴う脳卒中や心大血管イベントのチェックを鑑み、かかりつけ医が日々の血圧をチェックし、個体差や標準医療の弱点を補う定期的な全身の画像診断がすすめばいいと思います。
救急車に乗ってからでは救命率も低いし、救命崩壊がますます進みます。
ということは、軽い診断治療でうまくいかない場合は、さっさとCTやMRIや非画像の精密検査のお世話になるべきです。

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