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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

健康・ダイエット

サツマイモとチーズのきんつば風

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 こんにちは。在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 きんつばは、寒天で固めた粒あんを四角形などに形作り、白玉粉と薄力粉を水で練った衣をまとわせて焼いた和菓子です(ほかの作り方もあります)。今回は、サツマイモを使い、かむ力が低下した方でも食べやすいよう、軟らかな食感に仕上げたレシピのご紹介です。

 ポイントは、サツマイモを寒天で固めないこと。しっとりと仕上がり、衣のホットケーキミックスでふんわりとした食感になります。

 季節の素材を使った料理は、高齢者の方に季節の移ろいを感じていただくきっかけになります。さらに、それを自分の手で調理することができれば、達成感や満足感を得ることもできます。家庭でも施設でも、このレシピなら、たとえば足が不自由な方でもサツマイモをつぶす作業を手伝っていただくことが可能です。もちろん、そのあとには作った人たちと一緒においしく食べるという何よりの楽しみが待っています

 高齢の方に関わるときには、できないことを数えるよりも、できることを見つけていく支援をしていきたいですね。

[作り方]

(1) サツマイモは、皮をむいて一口大の乱切りにする。ポリ袋に入れ、口を結ばずに電子レンジ(600W)で4分ほど、軟らかくなるまで加熱する。チーズは1cm角に切っておく。

(2) (1)のサツマイモをポリ袋ごと、やけどをしないようタオルなどに包んで取り出し、上からめん棒やすりこぎでたたき、熱いうちにサツマイモを潰す。

(3) (2)のポリ袋の中にコーヒーミルクを入れてよくなじませ、なじんだら(1)のチーズを加えてよく混ぜる。4~5等分にして両手で四角や円形に整える。

(4) ボウルにホットケーキミックスと牛乳を入れよく混ぜ、衣を作る。(3)のサツマイモに1面ずつ衣をつけ、薄くサラダ油(分量外)を引いたフライパンにのせ、弱火で焼く。全面が焼けたらできあがり。

 チーズのほか、ゆで小豆やチョコチップなどでもアレンジできます

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

 (レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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