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尿で病気がわかるの?

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尿で病気がわかるの?
尿で病気がわかるの?

体調は色に表れる

   最近、おしっこの色が気になるんだ。

  ヨミドック  尿の色は体調のバロメーターです。病気が隠れていることもあります。赤いと血が混じったのではと心配になりますよね。脱水症状の時は色が濃くなります。

   血が混じるのは、どういう時?

   赤色が鮮やかか、黒っぽいかで違います。血液には鉄分が含まれていて時間が経過すると酸化して色が濃くなります。尿は腎臓で作られ、ぼうこうにたまり尿道を通って排出されます。赤色が濃いのは、腎臓やぼうこうで出血して時間がたったもの。鮮やかなのは、腎臓やぼうこうでの出血から時間がたっていないか、出口に近い尿道で出血したとも考えられます。

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   病気ってこと?

   尿を出す時に痛みがあれば、炎症が起きている証拠。ぼうこう炎や尿道炎、結石があるかもしれません。痛みがなければ、腎臓から尿道までのどこかに腫瘍があるか、腎臓の細かい血管が傷んで血液が漏れるIgA腎症という病気の恐れがあります。

   赤くなければ大丈夫?

   細菌と闘った白血球が尿の中に出ると、白く濁ります。腎臓から尿道までの間で細菌に感染している可能性があります。紙コップに尿を取り、明るい所で見ると正確な色調がつかめます。

   臭いはどう?

   体の老廃物を余分な水分と一緒に外に出すので、尿の臭いは体に取り込んだ食べ物や飲み物の影響を強く受けます。糖尿病の人の尿は甘い臭いがすると言われますが、一概には言えません。

   泡が消えないと良くないとも聞いたよ。

   泡立っていてなかなか泡が消えないのは尿に粘り気があるから。尿にたんぱくや糖が含まれていることがあります。しばらく続くなら泌尿器科に相談しましょう。

 スマートフォンなどで尿を撮影しておくと、医師に伝える時の参考になります。

   なるほど。

   健康診断の尿検査では確認できない異常もあります。50歳を超えたら人間ドックで詳しい検査を受けましょう。

 (原隆也/取材協力=近藤幸尋・日本医科大学病院泌尿器科部長、桑満おさむ・五本木クリニック院長)

 ヨミドックは読売新聞の医療サイト・ヨミドクターのお医者さんキャラクターです。

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