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元新体操選手 山田海蜂さん

一病息災

[元新体操日本代表 山田海蜂さん]腰椎分離症(2)踊る喜び 感じたい

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[元新体操日本代表表 山田海蜂さん]腰椎分離症(2)踊る喜び 感じたい

 現役時代の後半は、けがに加え、競技結果だけを求められるストレスで、大好きだった新体操がつらいものになっていた。

 引退後、東京大総合教育学科の研究生となり、「高齢者の運動指導」に出会った。教授や学生たちと様々な会話をする中で「初めて人間らしい世界に来た気がしました」と笑う。その後、日本女子体育大大学院のスポーツ科学研究科で運動学を学んだ。

 1997年、東京都内の病院が「転倒予防教室」を開設する際、メニュー作りから関わった。運動指導士として、病気やけがを負った中高齢者の骨や筋肉など運動器の機能障害を改善するためのストレッチ、筋肉トレーニング、歩行指導を現在も続けている。

 自身は運動神経の良さに加え、筋肉が柔らかく、関節の微細な動きも鋭敏に認知できる能力が高い。だが、教室に来る人は身体のどこが痛むのかを明確に伝えられないことも多い。股関節に炎症を抱える人、乳がん手術後に腕が上がりにくい女性など、多様な症状の人と触れ合う中、「関節をうまく動かせない」「筋肉の存在を感じない」人々をどう手助けすればいいのか徐々にわかるようになった。

 2008年、東京都内にスタジオを開き、総合的に身体ケアをする指導も始めた。一方、踊る喜びも感じたいと、舞台などでダンスを披露する活動も開始した。

元新体操日本代表 山田()()さん(46)

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