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ピルと向き合う(4)緊急避妊薬 ネット処方も

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ピルと向き合う(4)緊急避妊薬 ネット処方も

薬の服用や中絶の経験などを振り返り、「もっと手に入れやすい薬になってほしい」と話す太田さん(8月、神奈川県内で)

 「またですか?」

 緊急避妊薬を飲むのは、1か月前に続いて2回目。診察したクリニックの医師が、けげんな顔をした。

 神奈川県に住む会社員の太田恵さん(40)。5年ほど前、当時のパートナーとの関係は対等でなかった。避妊してほしいと伝えても、「関係ない」と突っぱねられた。

 月経周期を強く意識するようになった頃、3回目となる緊急避妊薬が必要になった。妊娠しやすい時期だったが、仕事で受診する時間がなく、妊娠した。早い段階で人工妊娠中絶を決心し、身体的に大きな負担なく処置を終えた。

 この時は「自分が我慢すればいい」と考えた。一方で、不妊治療を行う友人や知人のことを思った。産む選択もできたのに、中絶をした自分を責めるようになった。

 太田さんは現在、性暴力などでつらい思いをした人たちの自助グループで活動する。「緊急避妊薬が必要な人に渡りやすくなってほしい。世代や性別に関係なく、性の正しい認識も広めるべきだ」と訴える。

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