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ピルと向き合う(1)月経と重なり受験失敗

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 「生理で人生が狂うなんて……」。センター試験に月経が重なった。毎回、寝込むほどの症状に見舞われてきた。この時も頭痛にだるさ、多量の出血。特に腹痛がひどく、おなかも壊し、何度もトイレに行った。

 東京都内に住む大学2年生のAさん(21)は2年前の春、希望の大学に合格できず浪人した。「勉強不足は否定しないけど、よりによって、なぜこのタイミングなのって思いました」

 低用量ピルを飲もうと考えた。女性ホルモンを調整して排卵が起こらないようにし、子宮内膜が厚くなるのを抑える。月経前後の腹痛や下痢といった月経困難症の治療や、避妊の目的で、毎日服用する飲み薬だ。

 高校の保健の授業でこの薬について学んでいた。母親に説明したが、副作用への懸念や、「性に奔放な人が飲むイメージ」が強く、理解を得られなかった。お小遣いを握りしめて一人、婦人科を受診した。

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