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人が立って蚊を集め…デング熱対策で駆除訓練

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人が立って蚊を集め…デング熱対策で駆除訓練

デング熱のウイルスを持つ蚊が見つかったことを想定した訓練で、公開された殺虫剤の散布作業(2日午前9時19分、東京都新宿区の新宿御苑で)=池谷美帆撮影

 2020年東京五輪・パラリンピックの開催を控え、蚊からデング熱のウイルスが検出されたと想定し、蚊を駆除する訓練が2日、新宿御苑(東京都)で行われた。

 訓練は、新宿御苑の閉園日に合わせ、国立感染症研究所(感染研)の職員ら約160人が参加した。人が立ち続けて蚊を集める「人おとり法」を実施。多く蚊がいた場所の周辺に殺虫剤をまき、蚊がいなくなるかどうかを確かめた。

 デング熱は、デングウイルスを持った蚊に刺されて3~7日たってから発熱や頭痛、関節痛などの症状が出る。まれに重症化し、命にかかわる場合もある。現在はフィリピンやマレーシアなどで患者が多い。日本では14年、69年ぶりに渡航歴のない人から感染者が出たが、その後、国内の蚊からウイルスは検出されていない。

 感染研の葛西真治・昆虫医科学部長は「日本を訪れる外国人が増え、リスクは高まっている。今回の訓練をきっかけに、いつ患者が出ても慌てずに対応できるようにしたい」と話した。

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